不動産ブログ

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2025-09-25
9月最終木曜日は「世界海事デー」

 

 

 

こんにちは、狭山不動産広報課のIです。
9月も後半に入り、秋の風が気持ちいい季節になってきましたね。今日はちょっと国際的なお話を。毎年9月の最終木曜日は「世界海事デー(World Maritime Day)」と呼ばれているんです。

 

 

世界海事デーってなに?

 

「世界海事デー」は、国連の専門機関である国際海事機関(IMO)が制定した国際デー。

目的は、海運や海事産業の大切さを世界中で考えるきっかけをつくることです。

普段あまり意識することは少ないですが、世界の貿易の80%以上は船によって運ばれています。私たちの身の回りにある洋服や食べ物、日用品の多くも、実は海を渡ってやってきたもの。船がなければ、今の暮らしは成り立たないといっても大げさではないんです。

 

 

毎年変わるテーマ

 

この日は毎年テーマが決められ、その年ごとにさまざまなイベントや取り組みが行われます。

たとえば2018年は「より良い未来のために、より良い海運を」、2019年は「海事分野における女性の活躍推進」でした。

海運に関する課題や未来に向けたメッセージを、世界中で共有しているんですね。

 

 

これからの海運に求められること

 

最近では「環境にやさしい海運」が大きなテーマになっています。

省エネの技術や新しい燃料の開発、海の環境を守る取り組みなど、持続可能な未来に向けて動きが進んでいます。

また、海運業界で働く女性がまだ少ないことも課題のひとつ。世界には約120万人の船員がいますが、そのうち女性はわずか2%ほどといわれています。IMOは女性がもっと活躍できるよう、教育や訓練の場を広げているようです。

 

 

 

今日は「世界海事デー」。普段はなかなか気にしない「海運」ですが、私たちの生活を陰で支えてくれている大切な存在です。

たまには海や船のことに思いをはせてみるのもいいかもしれませんね。